自動車関係の与太話

もしかすると2019年に日本人F1ドライバーが登場するのかも?

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2014年の小林可夢偉以降F1の場で日本人ドライバーが登場していないので寂しい限り。
ホンダを応援しているけれど、やっぱりサプライヤーだけではなくドライバーが登場してくれないと面白くない。

来年は誰かF1に出てくるドライバーがいるのかな?

現状、福住 仁嶺と牧野 任祐は来年F1に上がるのは非常に難しい

F1を知っている人はF1に参戦するためのドライバーの資格も知っているだろうと思うが、簡単に言うと過去3年間の戦績によって与えられる「スーパーライセンスポイント」というのがあり、それが40ポイント以上になると、参戦の資格であるスーパーライセンスを取得することができる。

逆に言えば、戦績が悪ければスーパーライセンスがもらえなく、スーパーライセンスが無いとF1に乗れない。
いくらお金を出すから乗せてと頼んでもルール上ダメってことだ。

日本人F1ドライバーが誕生するのは現状はホンダ系のドライバーに限られる。
なんでかっていうと、ホンダがF1に参戦し日本人ドライバーにも支援をしているから。

支援してもらえる=ホンダ系ドライバーということ。
ちなみに小林可夢偉や中嶋一貴はトヨタ系のドライバー。

ホンダとトヨタは同じ日本のメーカーでもライバル関係にあるために、トヨタ系のドライバーがいくらスーパーライセンスポイントを持っていてもホンダの支援は受けられない。
かといって、トヨタがF1に参戦していないのにトヨタ以外のエンジンを積んでいるF1チームにトヨタ系ドライバーをあっせんすることも考えにくい。

ということで、現状F1に乗れる日本人ドライバーはホンダ系に限られるということだ。

では、そのホンダ系ドライバーでホンダがF1に乗るために支援しているドライバーはというと、今年FIA F2選手権に参戦している福住仁嶺と牧野任佑の二人になる。

この二人、今年中にスーパーライセンスポイントの40ポイントを獲得できるのだろうか?

まだシーズン途中なので「絶対」とは言えないが、すでに5月の時点で「ほぼ絶望」と捉えるのが自然だろう。

シーズンが始まる前の時点での両者のスーパーライセンスポイントは福住が18点、牧野に至っては1点だ。
40点になるには福住はF2選手権で4位以上にならなければならないし、牧野は3位以上にならないと獲れない。

で、今日現在二人のランキングは福住19位、牧野18位だ。

この数字を聞いて「いや~。まだまだわかんないよ。残りレース全部勝っちゃえば」なんて非現実的なこと言う人以外は普通に「無理でしょ」って思うはずだ。

もうひとりホンダ系ドライバーでF1に近い日本人がいるのを知ってた?

「あ~あ、来年も日本人ドライバーがいない中でF1を観るのか~」と残念がっていてもしかたがない。
ちょっと他に目を向けると、なんとなんとかなり現実的にスーパーライセンスポイントを40ポイントゲットできそうな日本人ドライバーがいたのだ!

それは、今年日本でスーパーフォーミュラとスーパーGTに参戦している山本尚貴。

日本でのホンダ系ドライバーのエースと呼ばれる人だ。

エースっていうくらいだから当然速いだろうし、実力もある。
年齢は今年30歳。

「年齢的にもうダメじゃん」

と嘆かなくても大丈夫。
日本初のフルタイムF1ドライバーである中嶋悟氏は34歳でのデビューだったし、今年F1に参戦しているフェルナンド・アロンソやキミ・ライコネンは山本尚貴より年上だ。
だから30歳でも全然大丈夫。あとはポイントさえ満たせばなんの問題もない。

福住や牧野のようにF1のすぐ下のカテゴリーのF2に参戦しているわけではないのに、なぜ山本尚貴なのか?
ちょっと山本尚貴の戦績とポイントを見てみよう。

2016年 スーパーフォーミュラ ランキング7位(スーパーライセンスポイント3点)
2017年 スーパーフォーミュラ ランキング9位(スーパーライセンスポイント1点)
2017年 スーパーGT ランキング7位 (スーパーライセンスポイント2点)

と、今シーズン始まる前までは合計6ポイント福住の3分の1しか獲っていない。

しかし、今年は現在のところ大活躍なのだ。

スーパーフォーミュラ ランキング暫定1位、スーパーGT ランキング暫定1位とダブルチャンピオンの可能性もかなりある。

もしもダブルチャンピオンになったらスーパーフォーミュラで20点、スーパーGTで15点の合計35ポイント獲得する。
前年までの6ポイントを足すと合計41点でめでたくスーパーライセンスゲットだ。

たぶん山本尚貴がスーパーライセンスポイントを満たすかもしれないという考えはホンダにはないと思うが、だからといってダブルチャンピオンになって念願のスーパーライセンスを取得できる日本人ドライバーがいるのに何もしないとは考えられない。

そのときに、ホンダがエンジン(パワーユニット)を供給しているトロ・ロッソにめぼしいドライバーがいなければ、ホンダがチームに山本尚貴を猛烈にプッシュするんじゃないだろうか?

それだけじゃなく、レースファンからも山本尚貴をF1に乗せろっていう声が日に日に大きくなると予想する。

そうなってくれたら、面白くなるんだけどな~~~~

 

ちなみに、山本尚貴の奥さんはテレビ東京アナウンサーで「モヤさま」で人気を博した狩野恵里アナ。
その時はぜひ狩野アナに現地レポートをお願いしたいもんだ。

 

<<追記>>
山本尚貴、スーパーフォーミュラチャンピオン獲得!
スーパーライセンス取得へ一歩近づく!

山本尚貴がSFチャンピオン獲得!F1参戦が現実味を帯びてきた!

 

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