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あれ?高速回線に切り替えたのに速度が上がらないのはなぜ?

投稿日:2018年4月20日 更新日:

イマドキのインターネット回線はどこの会社のものでも高速回線で快適ですよね。
ワタシの自宅も1Gbpsの回線を契約してますが、実測は700Mbpsほど。

100Mbpsのサービスから1Gbpsのサービスに切り替えたのにそんなに速度が向上しないことがあるって知ってました?
サービスを変えただけではダメな場合があるんですよ。

インターネット黎明期に比べれば今は天国のような環境

ワタシがパソコンを始めたのは少し遅く2000年頃だったと思う。
当時はまだブロードバンド回線などはなく、自宅の電話回線をパソコンに内蔵のモデムを繋いで56kbpsという超低速でインターネットを楽しんでした。
文字通りプロバイダーのアクセスポイントに電話をかけてインターネットにつなぐというサービスなので、ネット接続中は他から電話がかかってきても話し中になる。
動画サービスもほとんどなくテキストサイトがほとんどだったからそれでも当時はそれなりに楽しめた。
画像を表示するだけでも30秒や1分かかるのはあたり前だったけど(笑)

その後初のブロードバンドと言えるYahoo!BBやNTTのフレッツADSLがサービスを開始したがその頃ワタシは1Mbpsのサービスに加入したと思う。
それからはどんどんと速度が向上し光ファイバーサービスも始まってスタンダードな速度で100Mbpsがあたり前になってきた。

ワタシも長らく100Mbpsのサービスを利用してきたが、契約先の回線も1Gbpsを始めたので数年前に切り替えた。
しかし、切り替えた当初は速度が全然向上しない。

なぜだろうか?と思っていろいろ調べたら回線以外の別のところに問題があったのだった。

回線が1Gbpsでもそれ以外のモノが1Gbps対応でなければ速度は上がらない

100Mbpsから1Gbpsのサービスに切り替えるということは、例えれば軽自動車からスポーツカーに乗り換えるようなもの。
どちらが速いかと聞かれたら誰もがスポーツカーと答えるだろう。

ではなぜスポーツカーである1Gbpsのサービスが軽自動車である100Mbpsと対して速度が変わらないのだろうか?

それは通り道であるケーブルや接続機器が1Gbpsに対応していないからという原因が圧倒的に多いのだ。

対応していないというのは軽自動車からスポーツカーに乗り換えたが走る道が狭い道ばかりだと思って欲しい。
狭い道ではいくら速い車でもアクセルは踏めない。結果、軽自動車と変わらないような速度しか出せないということだ。

だから広い道を走ればスポーツカーは軽自動車を圧倒するような速さを発揮するはずである。

インターネット回線の場合はどういうことになるかというと、有線LANの場合は接続しているLANケーブルが高速回線に対応しているものかどうか?
確認できないのであれば高速回線用のものに変えてしまうのも手だ。家電量販店に行けば「カテゴリー6」という高速回線の規格に対応したケーブルが売られているのでそれに繋ぎ変えてみよう。

ケーブルを変えても速度が向上しない場合、ケーブル以外にも問題があるということだ。
次に考えられるのはルーターやスイッチングハブなど。

回線業者からレンタルされているモデムなどの回線終端装置はサービスに合わせて高速回線対応になっているが、それにルーターやハブをつないで複数機器に接続する場合、ルーターなどが高速回線に対応していなければ速度向上は望めない。

アナタの使っているルーターの実行速度は何Mbpsなのか調べてみましょう。

ケーブルもルーターも見直した、でもまだ速度が向上しない

ワタシがハマった盲点はここだった。

LANケーブルをカテゴリー6に交換し、ルーターも高速回線対応のものに交換した。
なのに速度が向上しない。

いろいろと調べたら、もともとパソコンに搭載されているLANポートが原因だった。

パソコンに搭載されているLANポートが対応している速度はカタログを見ればわかるが、使い続けているパソコンのカタログをいつまでも持っている人は少ないんじゃないだろうか?

ワタシもそうで、自分のパソコンのLANポートの対応速度がわからなかった。
メーカーのwebサイトで調べてみたら、なんと10M/100M対応のLANポートだった。

そこで、空きスロットに10M/100M/1000M対応のLANボードを増設した。そうしたら今まで70Mbpsくらいの速度だったのが、時間帯によっては10倍の700Mbpsにまで向上したのだ。

ただ、テキスト主体のWebサイトではいくら速くなったところで体感できるほどの違いはないが、動画サイトなどでは読み込みが確実に速くなったり、ダウンロード速度が高速になったりとやはり恩恵はいろいろなところで出てくるものだ。

Wi-Fi(無線LAN)を使用する場合は、まだ確認事項がある。

以上は有線接続での対応例だが、最近は有線接続よりも無線接続をしている人のほうが多いと思う。
無線の場合はまだ確認事項があるのでアナタの環境を調べて見て欲しい。

簡単に言うと無線の場合、無線の信号を出す方と受けるほうがある。

出す方は大抵は無線ルーターだと思う、受ける方はパソコンやスマホのWi-Fi(無線LAN)機能である。
そのどちらもが高速回線対応になっていないと恩恵は受けられない。

受ける方である無線LAN機能は内蔵されているので、その規格を確認してみよう。

Wi-Fi(無線LAN)には、周波数の帯域や特長の違いから「11ad」「11ac」「11n」「11a」「11g」「11b」の6つの規格がある。
さすがに今は11bで接続している人はいないと思うが11gなどはまだまだ現役だし、高速だと思って11aを使っている人もいるだろう。

しかし、ギガ(Gbps)を超えるようなブロードバンド回線の場合、11acか11adの規格でないと速度が絞られる。

11acは少し古いパソコンなどには搭載されていない。どうしてももっと速くと思うのなら11ac対応の無線LANカードなどを繋げてみよう。
USB接続の無線LANアダプターを繋げる場合はUSBポートがUSB3.0規格(差込口が青いやつ)に繋げなければ、これまた速度が絞られるので注意が必要。

そして、無線ルーターにも調べなければいけないことがある、実効速度を調べるのだ。
ただし、無線ルーターの製品パッケージなどに大きく書かれている実効速度は有線接続の場合のモノを表記していたりするのでよく裏書きを読むべし。

無線ルーターは有線接続の実効速度と無線接続の実効速度がありそれぞれ別のものなので、有線接続の実効速度がいくら速くても無線接続の実効速度が遅いものでは意味がない。

述べてきた内容のものもネット回線からパソコンまで全て新たに用意するのであればたぶん全て対応しているはずなので余り気にすることは無いかもしれない。

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