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Windows10パソコンの起動を速くしたい!何をすればいい?

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Windows10のパソコンの起動を少しでも速くしたい場合。
定番のパワーアップはメモリの増設とかHDDからSSDへの換装ですが、メーカー製パソコンの場合はそれに加えてまだやることがあるんですよ。

増設メモリやSSDにお金を使っていたら、「まだ費用がかかるの?」と思いがちですが、これはお金はかかりません。

スタートアップ項目を見直そう

スタートアップとはWindowsを起動させる時に一緒に起動するプログラムのこと。

このスタートアップで起動するプログラムができるだけ少ないように、つまり必要最低限にしてあげればそれだけ起動は速くなる。
メーカー製パソコンと言ったのは、別に自作パソコンでもショップ製パソコンでも同じなんだけれども、メーカー製パソコンが一番スタートアップ項目に不要なものがたくさん入っているので、改善の効果が大きいのだ。

スタートアップ自体はWindows10に限らず昔からあったのだが、以前のスタートアップ項目を出すのは初心者さんには少々敷居が高かった。
ファイル名を指定して実行で「msconfig」と入力しシステム構成の中からスタートアップを選び・・・・と面倒くさかったのだ。

アナタがWindows10を利用していたら、スタートアップ項目の変更は簡単になったのでラッキーです。

まず、画面左下隅のWindowsマークを右クリック→タスクマネージャーをクリック
タスクマネージャーが開いたらスタートアップのタブをクリック

この一覧がWindowsの起動時に同時に動き出すものなので、不要なものは選択して右クリック→無効にしよう!

何が不要で、何が必要かわからない場合はどうしたらいい?

スタートアッププログラムの起動を無効にする方法はわかった。

しかし、あまりパソコンに詳しくないからスタートアッププログラムの中で何が要らないものなのかわからない。
という場合が多々あると思う。

こればかりはパソコンごとにスタートアップに入っているものが違うし、使う人によって要不要の違いがあるので、「これは要る」「これは要らない」とワタシが決めるわけにはいかないのだ。

ただ参考になるかもしれないが、例えばWindows10をアップデートすると自動で機に「Spotify」が入っている場合がある。
これは音楽が無料(有料でも)で聴き放題のサービスなのだが、はたしてWindowsが起動する時に一緒に起動する必要があるだろうか?と考えるとワタシの場合は聴きたいときだけ起動すればいいのでスタートアップからは無効に変更した。

他にも自分が使っているソフト(アプリ)でも毎回必ず使うわけではないのにスタートアップ項目に入っていたら無効にして使うときだけ起動すればいいと思う。

このように、起動時に常駐する必要がないのに、スタートアップに含まれるプログラムがメーカー製には結構ある。

自分が使わないソフト(アプリ)であるならば、遠慮なく無効にしてもいいだろう。
OneDriveなどはクラウドストレージを利用しない人にとっては常駐する必要はまったくない。

この項目で「スタートアップへの負荷」というところが「高」になっているものを複数無効にすれば体感できるほど起動が速くなったりする。

無効にしてはいけないものをうっかり無効にしてしまった場合は、無効にするのと全く同じ手順で有効を選択すればいいだけだ。

くれぐれも自己責任だがお金もかからないので一度チャレンジしてみても損はないと思う。

 

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