パソコンが普及しだしたのがWindows95くらいからだと考えると、すでに20年以上の時間が経っている。
にもかかわらず、相変わらずよく質問されるのが「_(アンダーバー)」はどうやって入力するの?」ってこと。
いつの時代もわからないことは共通しているものなですな。
意外と使うことが多い記号がアンダーバー
なぜそんな質問が多いのか?
たまたまワタシにだけそういう事象が多いわけではない。
インターネット上の質問サイトでもかなりの数の「アンダーバーの入力のしかたがわかりません」という内容の質問がある。
アンダーバーは「Shift+ろ」キーで入力できる。
そんなに難しい手順があるわけでもない。
なのになんで他の記号よりダントツに質問が多いのだろうか?
たぶん、それは使う機会が意外と多いからだと思う。
メールアドレスに使われていることが多いのは一部のメールサービスの中には「.(ドット)」が使えないとは「-(ハイフン)」が使えないという場合があったりする。
自分でメールアドレスを作る場合、@(アットマーク)より左側を決めると思うが、自分の名前などで作ろうと思っても、ドットやハイフンが使えない場合はしかたなくアンダーバーで代用するわけだ。
もしもメールアドレス作成時にドットやハイフンが使えたら・・・。
すべてのメールサービスでどっとやハイフンが使えたとしたら、これほどまでにアンダーバーの入力で困る人はいなかっただろうと想像する。
ワタシもいくつかのメールサービスでメールアドレスを取得する際にハイフンが使えずにアンダーバーを使って作成したアドレスがある。
まぁ、もともと外国からやってきたパソコンだし、キーボード入力というスタンスも英語圏の国ではパソコン以前に「タイプライター」というものがあったのだから、キーボード入力は英語というのが本来のスタンダードだろうと思うし、日本語が入力できるJIS配置も日本語の入力ができる文字配列だがアンダーバーの入力もできるようにしておかなければならないので、なんか変というかいびつな使い方になったんだろうと想像する。
アンダーバー以外にも使わないキーというは多いもので、「|」こんな縦棒一本の記号もほとんど入力しないし、ショートカットキーである「home」「End」「PageUp」「PageDown」などもほとんど使われないだろう。
使われてそうであまり使われないのは「Windowsキー」だと思う。
スキルがそこそこ高い人はよく使うキーだと思うが、そうでない人にとってはアンダーバーのように困ることはないが、「なんのキーだろ?」と思いながらも触ること無くパソコンを使っている。
この辺がもっとシンプルになったら、もっとパソコンを使ってくれる人が増えると思うんだが、今からキー配置などはやっぱり変えられないんだろうな。