ネットを使い出すと、あちこりでIDやパスワードを入力する場面に出くわします。
もちろん、過去にそのサイトでIDを作ったからこそなんですが、それをどのようにして記憶するかが今回の話題です。
古くはアナログ的にノートに書いて残していた。
Windows98からXPの時代にはパソコンの横にノートとペンを置いてIDやパスワードを書いて控えていた人がいました。
当時はかなりポピュラーな保存方法だったので、「あ、わたしだ!」と思う人もいるでしょう。
控える際に書くのはめんどくさいし、入力する際にどこに記したかを探すのも大変。
だからなのか今はそんな事する人いなくなりましたね。
まぁ、大変だけれども確実に残せる方法ではありました。
その当時からフリーソフトなどでパスワード管理のツールはいくつか出回ってましたが、まだまだメジャーな存在ではありませんでした、
XPから7の時代になり、通信はナローバンドからブロードバンドに変わりネット環境は劇的にかつ快適に変わりました。
ネットショッピングに始まりいろいろなネットサービスが出てくると、それに伴いIDやパスワードの数が増え自分の頭で覚えるなんてことは到底不可能になり、ノートに控えるにも書き間違いや読み間違いでログインできなくなるということも多く現実的ではなくなりました。
煩雑になるとやはり機械の手を借りるってのがいいでしょうね。
有料ならRoboForm、無料ならGoogle ChromeでOK
パスワード管理ソフトは多々ありますし、一長一短もあればワタシが知らないだけで秀逸なものもあるでしょう。
そんなにたくさんのパスワードを管理するわけじゃないけど、自分では覚えられないという場合はブラウザをGoogle Chromeにしましょう。
Chromeにはパスワード管理の機能が最初っからついていますから、一度入力したID,パスワードを覚えさせておけば次からは自動で入力してくれます。
非常に便利な機能ですから、まぁこれがあれば事足りるって人も多いでしょう。
ワタシはもう10年近くRoboFormを使っています。
最初の頃は無料で使用できるのはパスワード10個までというくくりがあったのですが、今は無料のロボフォームでも制限はなくそういう意味では無料のロボフォームでもいいかもしれません。
ワタシはRoboFormでのログインはパソコン、スマホなどでも使っているしデータをクラウドにバックアップしたいので有料のものを使っています。
「大事な個人データをクラウドに保存するのは危なくない?」
と聞かれることもありますが、不安ならそもそもこれから先ネットなんてできません。
ロボフォームはクラウドデータを暗号化していますからあまり不安はありません。
自分のPCやUSBメモリに保存するほうがよっぽど危なかったり紛失(消去)の危険があったりしますからね。
それに記憶するパスワードが膨大なため、ロボフォームくらいしっかりしたものでないとダメなんです。
最近は、共通ログイン化が広まり、ヤフーやGoogleのアカウントで他のサイトにログインできたりもします。
これならたくさんIDやパスワードを作らなくてもいいやってお思いでしょうけど、大抵は共通ログイン化しているところはヤフー、Google、Facebookなど複数のアカウントにたいおうしています。
その複数のアカウントを持っていたら、どのアカウントでログインしたのかくらいは覚えておかなければなりません。
これがまた記憶するには「あれ?どうだったかな」となってしまうんです。
そもそもロボフォームのデータをクラウドに保存するのが危険だと言う人が、共通ログインを利用するとも思えません。
結論として、ログイン情報をたくさん使い、いろんな媒体で使いたいなら有料でもRoboForm
そんなに多くはないが自分で覚えるのは大変と思うならGoogle Chromeがいいでしょう。