アナタはパソコンの動作確認はどうしてますか?
例えば、キーボードのキーがきちんとできるかどうか?なんて時ですが、もしかしてメモ帳などを開けてキーを片っ端から入力してません?
それだと、文字入力のキーは確認できてもFキーとかTABなどのキーの動作確認はできませんよね?
そんな時にオススメなのが動作確認ソフトです。
32bitのWindowsなら富士通製の「FMV診断」がオススメ
もともと富士通のパソコンに付属していたソフトですが、富士通のサイトを探せば無料でダウンロードが可能です。
「FMV診断」でググってみましょう。
ただ、このツールは32bitOSでWindows7までしか動作しません。
64bitやWindows10の環境では全く動きません。
しかし、キーが動作するかどうかなどの確認は別に最新OSでなければできないというわけではないのでワタシは困りません。
できることは
・CPU診断
・メモリ診断
・ディスプレイ診断
・光学ドライブ診断
・ハードディスク診断
・スピーカー出力診断
・キーボード診断
その他
と、誰かに渡す前提のパソコンの動作確認をするには十分すぎる内容です。
ワタシは光学ドライブ診断とハードディスク診断は別のツールでするのでスキップしていますが、それ以外はこのソフトで全て行え重宝しています。
特にキーボード診断は全てのキーが押せる(効く)かどうかが調べられるのでありがたいです。
というのは中古パソコンってキーボードのキーが効かないものが結構多いんです。
それも文字入力キーだと他の方法でもわかりますが、それ以外のキーが効くかどうかを調べるのは面倒なのでFMV診断でサーッとやっちゃいます。
探せば64bit用の動作確認ソフトも有る。
64bitのWindowsの場合はどうするのか?と言えばもう少しシンプルに
・キーボード診断
・スピーカー出力診断
の2つと別ツールでハードディスク、光学ドライブの診断をしています。
よくWindowsが起動したら「動作確認済み」と表現して販売している人を見かけますが、そんなの動作確認済みでもなんでもありません。
少なくとも全てのキーが反応することくらいは調べてほしいですし、それに加えハードディスクの不良セクタの有無、光学ドライブの各メディアの読み書きの確認までを行って初めて「動作確認済み」を謳えると個人的には思います。
もっとひどいのは動作確認をしていないのに「動作確認済み」と表現することや、動作確認時になにかの異常を見つけたのに「正常動作確認済み」と表現してヤフオクやメルカリなどで販売する行為です。
この記事を読まれたなら、動作確認の重要性をしっかりと把握して、きちんとした動作確認を行って下さい。
動作確認をすることの意味は、パソコンを渡す相手に安心してもらうことと、自分自身を安心させることの2つの意味があるんです。
動作するのかしないのかわからないまま、パソコンを渡したら不安が残るでしょうが、確認しておけば安心できますからね。
それくらいの手間は惜しんではイケマセン。