自動車関係の与太話

昨日(5/1)はアイルトン・セナの命日。あれから24年

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F1に余り興味がない人でも「アイルトン・セナ」の名前くらいは聞いたことがあるでしょう?
80年台後半から90年代前半のF1ブームの頃に日本では日本人ドライバー以上に人気のあったカリスマ的なドライバー。

サンマリノグランプリでの衝撃的なアクシデントから24年が経ちました。

セナ以上の記録を持つドライバーはいても、セナ以上の記憶に残るドライバーはいない

圧倒的な速さといつも何か物悲しい雰囲気が漂うアイルトン・セナは他のドライバーとはひと味もふた味も違う一挙手一投足が気になるドライバーだった。

セナの死後、F1の年会開催数も増えたりして、ポールポジション記録は抜かれてしまったけど、「F1で誰が一番速いと思う?」と聞かれたら迷うことなくアイルトン・セナと答えるだろう。

もしも歴代のチャンピオンが全盛期の実力のまま蘇ってレースをしたとしたら、セナの右に出るドライバーなどいない・・・・はず。

もちろん、好きなドライバーだから贔屓目に見ているのは否めない。
でも、セナより速いドライバーを論理的に述べられる人もそうそういないだろう。

男性から見てもかっこよく、日本を愛し、ホンダを愛していた。

当時は女の子の名前に「せな」ちゃんという名前を聞くこともしばしば。

女の子だけでなく、男の子でもそう。
今日本の下位カテゴリーで頑張っている阪口 晴南選手も、「さかぐち せな」だし。

セナが勝ったら飛び上がるほど嬉しかったし、リタイヤしたらその後のレース中継を見るのが面白くなかった。
ワタシ以外でもそんな人がいるとおもう。

日本のF1人気がイマイチ盛り上がらないのは日本人ドライバーがいないということもあるだろうが、セナのようなドライバーがいないということも原因の一つじゃないかと思う。

あの日を忘れないように、そしてF1はどんどん安全になっていく

あの日はいつもと同じように深夜からの録画中継を楽しみにしていて、ソファに座ってレースを待った。
レースにクラッシュはつきものだし、あのクラッシュも命に関わるほどのものとは微塵も思ってなかった。

途中、実況の三宅アナや川井ちゃん、今宮純さんが画面に映って、三宅アナがクラッシュ後のセナの状況を報告し亡くなったことを知った。

今宮さんが涙声でセナを称賛し、「それでもF1は続いていくんです」と締めくくった。

今でも思い出します。

その後に自分の車のリヤガラスに「セナの冥福を祈ります」という言葉を英語で綴ったシールを貼って弔意を表して走っていた。

あれからもう24年。早いな~って感覚と、今宮さんが言ったとおりに今でもF1は続いている。
そしてどんどんと安全になってあの頃のF1にあったスリリングさはすっかり失われてしまった。

なのに、今でもF1を見続けているのはもしかしたら次代のセナを探しているのからかもしれないな。

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