ノートパソコンにはご存知のようにバッテリーが搭載されています。
このバッテリーがあるために外出先などでも電源コンセントに接続しなくても使えるわけです。
しかし、モバイル用途のパソコンならいざしらず、ほぼ自宅で使用する前提のA4ノートパソコンの場合、コンセントが近くにあるわけだし誰かに「すいません、使わせて下さい」なんて言わなくてもいいんですから遠慮なく差し込んで使っていると思いますが、それならバッテリーはいらないのでは?
バッテリーを装着したまま使用するメリットってほとんどない。
バッテリーと電源(ACアダプター)を両方繋げて使用するメリットはほとんどありません。
ほとんど、っていうのは全然ないことはないからです。
というか、メリットって停電など急に電源供給ができなくなった時に、いきなりパソコンの電源が落ちるのを防ぐという意味合いだけです。
大昔ならいざしらず、イマドキ停電ってそうそう起こりません。
そんなめったに起こらないアクシデントのためにバッテリーを装着したまま使うのはやめたほうがいいでしょう。
やめたほうがいいというのは、つまりはバッテリーは外してパソコンを使ったほうが良いということ。
パソコンにとっては充電が出来ないというだけで、バッテリーを外してもACアダプターで繋げていれば全く問題なく起動しますし、使用できます。
もちろん、いきなり電源ケーブルを抜いたり、停電があったりしたらイキナリ電源落ちちゃいますけどね。
たった一つのメリットの為に大事なバッテリーを使うといったいどうなるのでしょう?
バッテリーを装着したままだと勝手に充放電を繰り返す?
過去の体験ですが、ワタシ自身がノートパソコンを使っていたときもそうですし、他の人がノートパソコンを使っていたときも同じでしたが長く使っている場合、バッテリーを装着したままACアダプターを繋げていると確実にバッテリーの寿命が縮まります。
ひどいときには、ACアダプターを抜くと同時にパソコンの電源が落ちます。
つまりバッテリーは何の電気も供給してくれてないって状態に陥るわけです。
そんなにバッテリーを使ってないはずなのになぜでしょう?
ノートパソコンのバッテリーは満充電の状態ではACアダプターにつなげていたとしても充電していません。
充電量が少ないとACアダプター(家庭用電源)からバッテリーに充電されます。
これだけ聞くと何の問題もないように感じますが、バッテリーが一番長持ちするのは充電を使い切ってから満充電し、それを繰り返すような使い方の場合です。
実際には充電がなくなる直前の状態を見極めるのは大変ですから、充電量が残り少なくなった時点で充電するのがベストということですね。
しかし、そんな使い方現実的ではありません。
バッテリーにとっても、充電量が少し減ったら自動的にACアダプターから給電され充電を開始しますが、少し減っては充電、少し減っては充電を繰り返すと確実にバッテリーの寿命は短くなります。
使い切ってから充電という使い方が出来ないのであれば、常時バッテリーを取り外してACアダプターから電源供給するほうが良いんです。
いざという時にバッテリーが使えなかったら本末転倒ですからね。
この記事を読んだ真相がわかったのであれば、すぐにでもノートパソコンのバッテリーを外して保管しておきましょう(笑)