パソコンも機械モン。全くノートラブルで使えればいいが、そう甘いもんでもない。
使い方で悪くなる場合もあるし、なんにもしてなくても(あるいは心当たりがなくても)壊れるときもある。
俗に言う「あたり、はずれ」もあるだろうし。
昔のテレビみたいに叩いて直ればいいけど、精密機械だしそういうわけにもいかない。
自分で解決できない場合、どうすればいいんだろう?
トラブルには大きく分けて2種類ある
トラブルと言っても何でもかんでも「修理」ではなくて、「操作」で解決できることもある。
トラブルを大別すると
・ハードウェアのトラブル
・ソフトウェアのトラブル
の2つに分けられる。
ハードウェアのトラブルとは機械そのものが壊れた場合なので、部品交換などの物理的修理が必要になる。
これはスキルはもとより交換用部品も必要になるので、誰でもできるというものではない。
ソフトウェアのトラブルは機械は全く問題ないけれど、動いているソフトがオカシイ場合のトラブルだ。
ソフトと言っても一番多いのはOSであるWindowsそのもののトラブルだろう。
Windowsが動いてくれなきゃ、何の操作も出来ないわけで詳しくない人にとっては「動かない」「壊れた」と言うわけだ。
しかし、ハードかソフトかのトラブルによって頼るところが変わってくるので意外と重要な切り分けでもある。
ソフトウェアのトラブルの最終解決は再インストール
Windows以外でも、インストールしているソフトが動かなくなるということもあったりする。
アンインストールしてインストールし直しても全く変化がない。使いたいソフトだから困るんだよなぁと思ってもどうしていいかわからない。
ある程度有名なソフトウェアであればググれば解決法が分かる場合もあるので、簡単に諦めるのはもったいない。
ソフトウェアの動作がオカシイ場合はまだWindowsが動くという前提だけれども、そのWindows自体が動かないということもある。
電源を入れたらWindowsマークが出たまんま先に進まないという症状なんてその典型。
ハードに問題がなければ、ドコに問題があるのかを探るよりOSを再インストール(リカバリー)したほうが手っ取り早く解決する。
メーカー製パソコンのリカバリーディスクは昔は普通に商品に添付されていたが、今は購入後自分で作成するのがスタンダードなのでトラブルが起こる前に作成しておくことが非常に大事。
まだ作ってないのなら動く間に作っておくべきだろう。
ハードのトラブルは部品交換、最悪の場合は買い替え
ハードは難しい。たくさんのパーツの組み合わせで作られているパソコンなので交換できるブブンとそうでないブブンがあるからだ。
ワタシは液晶ディスプレイの交換程度は特に問題なくしちゃうが、マザーボード内のコンデンサなどの破損交換はできない。
そこまで電気的に詳しい知識も持ち合わせていないし、検査道具も持っていないからだ。
マザーボードが怪しいとなったら、マザーボードごと交換してしまう。分解できる能力があるなら交換も難しくない。
キーボード交換くらいはご自身でチャレンジしてもいいかもしれない。そういうことをすると今まで以上にパソコンに愛着が湧いてくるという良い副作用もあるし。
じゃあ修理はどこに頼んだらいい?
保証期間があるのなら何も考えずメーカーに修理依頼したほうがいいだろう。
家電量販店で延長保証サービスに加入しているなら購入店舗に持ち込もう。
稀に修理依頼したら実はリコールが出ていたりすることもある。知り合いが過去にあったのは画面が真っ暗になって映らなくなったからと購入店に持ち込んだらリコールでグレードアップした新品に交換してもらったということがあった。
しかし、何でもかんでもメーカーや販売店に持ち込んでも保証対象外のトラブルの場合、修理代が必要になる。
修理というのはそれだけでビジネスでもあるから修理にかかる料金には利益も上乗せされている。当然高額だ。
自分でそれが一番いいのだが、それが無理な場合アナタの周りにパソコンに強いひとはいないだろうか?
そういう人がいれば頼んでみるのも一つの手。
仲がいい人であれば「今度ご飯おごるから」で直してくれる場合も。もんのすごくリーズナブルだわな。
ただ、パソコンに詳しいと言うだけであくまでも趣味の範囲という人だと手に負える範囲も限定的ということは覚えておこう。
ソフトウェアのトラブルはお手のモノだがハードのトラブルはお手上げという人はかなり多い。
自作パソコンなどの経験がある人はハードにも強いので得意分野であると思われるトラブルのときはその人に頼るのもいいかも。
周りにパソコンに詳しい人がいないという場合で、メーカーでの修理は高い場合は「街のパソコン屋」さん的な業者さんの利用も検討しよう。
だいたい少人数で運営している街のパソコン屋さんって「めっちゃパソコンに詳しい」人がその延長線上で始めた業態という場合が多い。
ソフトでもハードでもどっちでもOKということだ。修理価格についてもメーカーより遥かに安いことが多い。
注意点としては修理前にしっかりと価格を確認すること。直ってから「そんな値段になるとは思わなかった」では今度は人間同士のトラブルになってしまうという笑えない話になる。
ワタシは元街のパソコン屋さんだったので、今でも個人的に直して欲しいという依頼がくる。頼ってくれるのは嬉しいものだ。