パソコン教室に通っている知人が習っててもよくわからないと相談してきました。
「圧縮」とか「解凍」とかパソコン用語とも思えないような言葉が出てきて混乱しております(笑)
いや、笑っちゃいけない。圧縮は布団圧縮袋のように小さくするもの、解凍は冷凍食品を溶かして柔らかくするもの
そう理解して生きてきた人にとって、パソコン用語としての圧縮・解凍が理解できないようです。
パソコンの世界でも圧縮・解凍はリアルの世界と似たようなもの
布団圧縮袋を使うと、その体積がかなり小さくなりますが、布団のサイズが小さくなったわけでもないし、布団の中身を少し減らしたわけでもないが、空気を抜くことによって体積は何分の一にもなる。
パソコンの中の圧縮も同じようなものでフォルダの中にいろいろなファイルを入れている場合、そのフォルダを圧縮するとデータ量が小さくなる。
データ量が小さくなるだけでなく、例えばメールに添付するような場合、ファイルは添付できるがフォルダごと添付することはできない。
もしも、フォルダの中に何十も何百もファイルが入っていたら、一つ一つ添付するのはチョーめんどくさい。
しかし、そのフォルダを圧縮したらその圧縮フォルダは添付できるのだった。
どうです?便利でしょう。
わかんないとか言ってずにチャレンジしてみましょう。
解凍については、圧縮の逆。
圧縮されたフォルダはそのままでは中身を見ることができないが、解凍すれば元のフォルダになるので、フォルダの中のファイルにアクセスできる。
圧縮の反対が解凍ってこと。
その昔、織田裕二主演の「踊る大捜査線」の中で、織田裕二が誰かにフロッピーディスクを渡して
「解凍してから開いてね」というセリフがあった。
そのセリフがあるということは、当時は圧縮フォルダを見て「何だこりゃ?」と思う人が少なからず居たということだろう。
WindowsXP以降は標準で解凍ができるようになったが、それ以前は圧縮・解凍には別途ソフトが必要だったのだ。
それは今でも変わらないが、頻繁に使う人は圧縮・解凍ソフトを導入するほうがいいだろう。
ソフトはフリー(無料)のもので十分
検索すればすぐに見つかると思うが「圧縮 解凍 ソフト」で調べると上位に「Lhaplus」といソフトがある。
まぁ、これがあれば十分だろう、無料だしドラッグ・アンド・ドロップで圧縮・解凍できるので使い方も簡単だ。
個人で使う分にはこれ以上特に必要ない。
ビジネスシーンではも少しセキュリティの高いものを使わなければならないので、フリーソフトでは「アタッシェケース」が利用されていることが多いと思う。
「アタッシェケース」で圧縮されたフォルダは「Lhaplus」では解凍出来ずにアタッシェケースでなければダメだし、アタッシェケースを使う場合はほぼパスワードの設定もなされているので、解凍するためにパスワードの入力が必要だ。
圧縮・解凍ってそんなに使うことあるのかな?と思う人もいるが、データのやり取りだけでなくブログを運営するなど、インターネットをネットサーフィン以外のことに使いはじめるようになると解凍ソフトは必須になってくる。
これから先のためにパソコンにインストールしておいてもいいだろう。