パソコンにとっていちばん大事なパーツは一つに絞れない。
CPUも大事だし、メモリも大事、マザーボードも大事だしハードディスクも勿論大事。
どれか一つ異常があってもパソコンは動かなくなる。
でも、どれが一番大事?と聞かれたらワタシはハードディスクと答える。
なぜハードディスクがパソコンにとっていちばん大事なパーツなのか?
ワタシがハードディスクが一番大事だと言っても
「をいをい!やっぱりCPUだろ?ノートパソコンの場合、おいそれと交換もできないぞ」
「いや、交換できないならマザーボードも同じだろ?やっぱりマザーボードが一番大事だ!」
など、いろいろな意見があるだろう。
私見を承知で言わせてもらうと、どれも交換できると言い張ろう。
何故か?
過去にワタシはマザーボードが壊れたノートパソコンを手に入れたことがある。
どう修理しようか考えた挙げ句に出した答えは
同型機種のマザーボードを手に入れて交換すればパソコンが動くだろう、と。
大正解だった。
パソコンは再び息を吹き返し動き出した。
同様のことはCPUやメモリにも言える。
CPUが取り外せない(接着されている)タイプのノートパソコンの場合、マザーボードごと交換しちゃえばいいしメモリに関してはそもそも交換できる前提で取り付けられている。
「交換できるのはハードディスクも同じじゃない?」と思われるかもしれないが、パーツとしてはそうでもハードディスクには自分自身のデータが入っている。
そのデータはハードディスクが動けば取り出せるが、壊れていては素人では取り出せないのだ。
つまり、ハードディスク以外のパーツは少しパソコンに詳しければどうにでもなるが、ハードディスクのデータだけはどうにもならない。
だからこそハードディスクが一番大事だし、消耗品であるハードディスクが壊れる前にバックアップを取っておきたいのだ。
不良セクタが出来てきたらすぐにでもバックアップ、そして交換
ハードディスクの突然の故障には対応のしようがないとしても、普段使いで徐々に壊れていくとするならばその過程を知りたいものだ。
特に不良セクタと呼ばれる読み書き出来ない領域が増えてきたらハードディスクの寿命だ。
速やかに新品に交換してパソコンの延命を図ろう。
その不良セクタは「CrystalDiscInfo」というフリーソフトで診断ができる。
診断ソフトとしては大大大だいポピュラーなソフトだ。
ハードディスクに問題がない場合は青色で「正常」
少しでも異変があれば黄色で「注意」
すでに時遅し、ご臨終に近い状態のときは赤色で「異常」
と表示されるので分かりやすい。
そして交換するのは「注意」表示されたときだ。
これは不良セクタが一つでも出来たら「注意」となる。
放おって於けばどんどんと不良セクタが増えてきて、最後にはハードディスク読み込めなくなる。
そうなってからのデータバックアップは専門業者でないとデータが取り出せない。
大容量ハードディスクなら何十万かかるかわからないくらい高額な費用がかかるけれど(汗)
ハードディスク内のデータがアナタにとって大事なものであればあるほどバックアップは頻繁にするべきだろう。
今からでも遅くはない、早速ハードディスク診断をしてみよう。