昨日の記事でパソコンを廃棄する際はフォーマットくらいじゃデータは消えないよ、って話しましたが、逆に消すつもりはなかったのにうっかり消してしまったデータを救い出すにはどうすればいいのか?
そんな方法あるの?とうい人もいれば、それくらい知ってるよ、って人もいるかと思うが、知らない人の為にすこしお話しよう。
ゴミ箱に捨てたファイルを元に戻す際にうっかり消しちゃった。
よくあるパターンとして、ゴミ箱に捨てたファイルを元に戻す際に操作を間違って「ゴミ箱を空にする」をクリックして消しちゃった!場合。
通常、ゴミ箱を空にするをクリックしても、再度確認のウィンドウが出るんだけど、操作している本人はファイルを元に戻す操作をしているつもりなんで、しっかりメッセージも読まずに「はい」をクリックしてゴミ箱から消しちゃう。
「あれ?もとに戻したはずなのに戻ってないけどなんでだろう?」と思ってもう一度ゴミ箱を見てみても何も入っていない。
ガーン_| ̄|○ il||li
そこでショックに陥るけど、時遅し。
でも、「安心して下さい!はい(っ)てますよ!」
どこに入ってるのかというと、ゴミ箱から消してもまだパソコンのハードディスクの中に入っているので復元すればもとに戻るはず。
復元するためには、データ復元ソフトが必要だけど持ってなければフリーソフトを探してみよう。
データ復元ソフトは有料ソフトが優秀!でもフリーソフトもあなどれない
データ復元ソフトは有料から無料までいろいろあるので、一度検索して見つけて欲しい。
ここではどのソフトがいいのか?というものではなく、探す際の見極め方を少し説明したい。
まず、無料ソフトを探す際は検索で「データ復元 フリー」などと検索すれば、それを紹介しているサイトやダウンロードサイトが表示される。
チェックする点は、自分のOSが動作対象なのか?ということ。windows10を使っているのにWindowXPまで対応のソフトを選んでもきちんと動作してくれるかどうかわからない(問題なく動作することも結構あるが)
次に、操作が簡単かどうか?紹介記事などで簡単にチェック。
実際に簡単かどうかはインストールしてみなければわからないので、細かく見る必要はない。
そして、レビューがある場合はしっかり読む。
動作が不安定ではないか?とか、使い勝手が悪くないのか?、そして肝心のデータ復元はちゃんとできるのか?
そういうところをレビューから読み取ってみよう。
データ復元ソフトで必ずしもデータが復元できるわけではない。
データ復元ソフトを使ったらいつでも元に戻せるからと安心しきっていてはいけない。
一度使ってみればわかるが、完全にデータを復元できる場合とそうでない場合とがある。
データは復元できたがファイル名が文字化けしているなんていうのはかわいいもんで、例えば画像ファイルなどは半分だけしか映っていないなんてこともままある。
ダブルクリックしても開かないことも少なくない。
データ復元はいつでも全て完全にこなしてくれるものではないという理解が必要。
ただし、全く同じデータ復元作業でもソフトによって復元できたり出来なかったりすることがあるので、フリーソフトの場合は複数のソフトで試したりしてみよう。
有料ソフトではいくつも買うことは難しいので、もし購入する場合は値段が安いからという理由で決めずにレビューなどの評価を参考にしてみよう。
データ復元をする必要がないように普段からデータを2箇所に保存するなどの対策をしておくのも一つの手だ。