確実に存在する「パソコン初心者」と「パソコン上級者」
ただ単にその道に詳しくなったというだけの違いだが、どんなところにその違いがでるんだろうか?
トラブルがあったとき、初心者と上級者じゃどんなリアクションになるんだろう?
あわてふためく初心者、落ち着き払う上級者
例えば、パソコンがある日不調になったとき、大抵の初心者さんはこういう。
「なんにもしてないんだけど、おかしくなった」
いや、確かになんにもしてないのにおかしくなることはあるけど、大抵の場合何かをしちゃったからおかしくなるということのほうがほとんどで、パソコンサポートをしていたときでもよく耳にした言葉だ。
いろいろ探ってみるとやっぱりなにかしていたということが少なくない。
一方、上級者はパソコン不調に出くわすと
「一度、セーフモードで起動してみよう」とかもっと突っ込んで「システムの復元を試してみよう」など具体的な対処を考える。
その延長線上で「クリーンインストールしようか」とか「リカバリーかけてみよう」なんてこともある。
なんにもしてないけど、おかしくなったって言ってるってことは、次にどんな対処をしていいのかもわからないからこの時点でお手上げの状態ということだろう。
結局人に頼むわけだが、そのときにも「パソコンがおかしくなった、なんにもしてないのになんでだろう?ちょっと見てくれない?」みたいな頼み方になる。
頼まれたほうも困る「なんにもしてない」という原因は無いと最初に言われてるわけだし。
有料サポートの場合、相手はお客さんだから「そんなわけないでしょ」とも言えない。修復に時間がかかるわけですわ。
データを消してしまった場合も対処の方法が違う
うっかり大事なデータを消してしまうときって初心者、上級者にかかわらずあることですね。
そんなとき、初心者さんは
「あ~~消しちゃった!どうしよう」
と、慌ててオロオロするだけ。
一方上級者になれば慌てることもなくデータ修復ソフトなどで救出しちゃう。
そりゃ対処の方法知らない人と知っている人の違いだからこんなところにその差が出てくるんでしょう。
違いといえば、一番見た目に違うのがタイピング
初心者さんはカチ、カチ、カチと一つ一つのキーをゆっくり入力している。
キーに割り振られた文字の場所をまだ覚えていないからだが、とにかく文字入力に時間がかかる。
上級者といえば「カタカタカタカタ・・・」と、速い人はしゃべるのとたいして変わらないくらいの速さで文字入力をする。
俗に言う、タッチタイピングとかブラインドタッチっていうものだ。
これ、かっこいいんだが指がキーの位置を覚える必要がある。
文字入力の上級者になりたければ練習あるのみ。それ以外の方法はない。
このように同じパソコンを使っていてもその差が大きい、差があるからこそパソコンサポートのような仕事のあるわけだし
全員が全員上級者にならなければならないということでもない、トラブった場合殆どの場合お金で解決しちゃうから解決不能には陥らない。
何がいいたいかといえば、明らかに初心者と上級者の違いがあるが、別に気にするほどのことでもないですよってこと。